7月30日、仮想通貨リップル(XRP)を基軸通貨とした仮想通貨取引所DCEXが開設。
仮想通貨取引所DCEXとはどんな取引所なのか?
サービス開始はいつ?
サクッとまとめてみました。
仮想通貨取引所DCEXとは?
仮想通貨取引所DCEX
米・サンフランシスコが本拠の次世代暗号市場。
公式サイトには「排他的通貨としてXRPを使用する最初のデジタル通貨マーケットプレイス」と書かれています。
単純にリップルの流動性がますます高くなるというのは予想できるのではないでしょうか。
リップルはBitrueやKoinexでも基軸通貨として採用されているだけに、こうした基軸の取引所が増えるというのは仮想通貨市場にとっても良いニュースに思えます。
DCEXの特徴
DCEXの特徴としてザッと次のとおりです。
・XRPをベースにして15のデジタル通貨を提供する次世代のブロックチェーンベースの暗号化/暗号化市場。
・ブルームバーグ銀河暗号指数(BGCI)に記載されている10枚の硬貨すべてを1か所で利用することが可能。
・裁定取引を活用するために、4秒以内に取引が確定して取引所間でシームレスな高速転送が可能。(高頻度暗号取引(HFcT)を実行することが可能)
リップル基軸の取り扱い通貨15種とは?
以下の15種類の通貨との取引が可能になるようです。
ビットコイン(BTC)
ライトコイン(LTC)
イーサリアム(ETH)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインゴールド(BTG)
イーサリアムクラシック(ETC)
オミセゴー(OMG)
イオス(EOS)
ダッシュ(DASH)
トロン(TRX)
モネロ(XMR)
ヴィチェーン(VEN)
アイオータ(IOTA)
Zキャッシュ(ZEC)
米ドル(USD)⇒機関投資家向け?
リップルを基軸通貨とする理由に関しては、上記の特徴でも少し触れていますがDCEXによると次のとおり。
XRPブロックチェーン上のトランザクションが4秒以内に処理される性質を活かして、ユーザーは他の取引所間で迅速な転送を行える
↓ ↓ ↓
アービトラージ(裁定取引)に有利な点を主張、取引所間で素早く送金できると有利
↓ ↓ ↓
基本通貨としてのXRPは、取引所間のシームレスで高速な転送を可能にし、価格の非効率性を利用する
取引開始はいつ?
取引が開始されるのは、数週間後とされています。
8月中には、といったところなのでしょうか。
FINCEN(米国財務省金融犯罪取締ネットワーク)への登録は済んでいて、米国証券取引委員会(SEC)へ登録申請中とのことなので、このへんの問題で”数週間”となっているところはあるのでしょう。
まとめ
数ヶ月以内にネオ(NEO)やカルダノ(ADA)なども追加されるとの計画のようです。
ちなみにDCEXのシステムは1秒あたり最大100万件のトランザクションを容易にするという特長。
ということは、XRPブロックチェーンによって低コストで引き出し可能…と、考えると小額での取引コストでコインのやりとり(早い移動)が可能ということですね。
リップルはツイッター界隈でも「人気だなぁ」というのが垣間見えるツイートが多くされていたりするので、また今後に注目したいところです。