インドの仮想通貨取引所Koinexが、リップルコイン(XRP)を世界で初めて基軸通貨として採用?
Koinexはどんな仮想通貨取引所なのか?基軸通貨とは?簡潔にまとめています。
仮想通貨取引所Koinexとは
Koinexとは?
インドの大手仮想通貨取引所。
2017年8月設立で、複数の仮想通貨を単一プラットフォームにてリアルタイム取引が可能な取引所。
Koin Voteシステム
Koinexには、Koin Voteシステムというものがあります。
Koin Voteシステムの仕組み
ユーザーが次に上場するコインへ投票することができる
↓ ↓ ↓
その投票したコインが一番に選ばれた状態で上場すると、無料で通貨の配布やキャッシュバックがユーザーに行われるシステムです。
こうしたKoin Voteシステムのような、ちょっとしたユーザビリティを上げるためのサービスというのか、動きはなかなかポイントになるようには思えます。
リップルコイン(XRP)が基軸通貨に
4月28日、Koinexがツイッターにて、以下のようにツイートを投稿しています。
@Ripple (XRP) has always been a crypto-crowd favourite because of its high liquidity and ease to transact. For the first time in the crypto world, Koinex proudly presents XRP-based trading market with 8 XRP pairs going live tonight. #XRPTheStandard#WhatsNextOnKoinex #Ripple
— Koinex (@koinexindia) 2018年4月28日
このツイート内容は、どんなことをツイートしているのか?以下のとおりです。
リップル(XRP)は高い流動性と取引のし易さからも仮想通貨投資を行う人たちにとって人気の通貨です。
仮想通貨業界で初めKoinexがリップル(XRP)を基軸とした8つの通貨ペア取引市場を今夜生中継することを誇りに思います。
みたいな感じになるのかと。
こうしてKoinexが世界で初となるXRP(リップル)基軸取引8つのペアを追加する運びになったようですね。
リップル基軸通貨とするペア8つ
元々のペア
ビットコイン(BTC/XRP)
イーサリアム(ETH/XRP)
インドルピー(INR/XRP)
リップルコイン基軸通貨とする追加された8つのペアが、以下の8つです。
Litecoin(LTC/XRP)
Omisego(OMG/XRP)
Request(REQ/XRP)
Golem(GNT/XRP)
Aeterniy(AE/XRP)
Tron(TRX/XRP)
Necleus(NCASH/XRP)
Eos(EOS/XRP)
基軸通貨とは
基軸通貨とはいても、詳しくどういう意味なの?という人も居ると思います。
コトバンクによる基軸通貨
国際通貨の中で中心、支配的な役割を占め、為替や、国際金融取引で基準として採用されている通貨のこと。時代によって基軸通貨は変化するが、経済的に主導的な立場にある国家の貨幣であることが多い。1920年代まではイギリスのポンドが基軸通貨であった。しかし、アメリカの経済的な台頭に並行して徐々に米ドルの力が強まり、第2次世界大戦後は完全に米ドルが基軸通貨となり、現在に至っている。
引用:コトバンク
ウィキペディアによる基軸通貨
国際為替市場で中心に扱われる通貨のことをキーカレンシー(基軸通貨、きじくつうか)と言う。基軸通貨としての機能を果たすには以下の条件が必要とされている。
軍事的に指導的立場にあること(戦争によって国家が消滅したり壊滅的打撃を受けない)
発行国が多様な物産を産出していること(いつでも望む財と交換できること)
通貨価値が安定していること
高度に発達した為替市場と金融・資本市場を持つこと
対外取引が容易なこと歴史的には、イギリス・ポンド(以下、英ポンド)やアメリカ・ドル(以下、米ドル)が基軸通貨と呼ばれてきた。
引用:コトバンク
ある程度定義的なものが存在するというのか、一言で説明するのは難しい感じになりますね。
まとめ
基軸通貨を一言で言い表すのは簡単じゃないですが、少なくとも”その中心で扱われる通貨”と考えると、こうした動きはリップルコイン(XRP)が今後Koinex以外の取引所でも基軸通貨として扱われる可能性もあるように感じます。
ビットコインやイーサリアムのように、ファンが多いリップルなので今回の動きに注目している人は多そうですね。