ペイメントサービスやカストディ(資産管理)サービスを提供予定のBakkt。
「Bakktが仮想通貨市場を大きく変える」
そんな声も多く上がっているBakktとは?
そして現物先物とは?
さくっと簡単にまとめています。
Bakktとは?
そもそもBakktって何?まだそういった方も普通にいると思いますので、ざっとはじめに紹介しておきます。
Bakktとは?
世界最大の証券取引所NYSEの親会社ICEが、11月に開設予定の仮想通貨取引所。
読み方は「バックト」
仮想通貨プラットフォーム。
それで、そのBakktがどうしたの?
ということですが、ニューヨーク証券取引所の親会社であるICEによる仮想通貨プラットフォームということで、兼ねてから様々な層から注目されていたわけです。
Bakktの発表
そんなBakktが9月25日付に以下のツイートを公式アカウントより投稿しています。
Our first contracts will be physically delivered Bitcoin futures contracts versus fiat currencies, including USD, GBP and EUR. For example, buying one USD/BTC futures contract will result in daily delivery of one Bitcoin into the customer’s account.
— Bakkt (@Bakkt) 2018年9月25日
日本語にしてみるとこんな感じです。
私たちの最初の契約は、物理的に米ドル、英ポンド、ユーロに対してビットコイン先物契約、たとえば1ドル/BTC 先物契約を購入すると、顧客のアカウントに1ビットコインが当日入金される。
最初の取引通貨が米ドル、英ポンド、ユーロということですね。
この”最初の現物受渡ビットコイン先物の取引通貨発表”は時期が時期ならかなりビットコインの相場に影響したことでしょう。
実際にそういった声はアナリスト連中からも上がっているようです。
Bakktへの注目と期待
Bakktが注目を集める・集めている理由としては次のとおり挙げられます。
・ニューヨーク証券取引所の親会社であるICE(インターコンチネンタル・エクスチェンジ)の存在
・カストディサービスの提供予定があるから
カストディサービスってそんなに注目なの?
といった声も聞こえてきそうなので少し触れておきます。
ビットコインETFを否決しているSEC(米国証券取引委員会)の要因とされているのが、取引所のカストディサービス不足だと言われています。
まとめ
Bakktは時期が時期ならビットコインの相場が大きく変わった、などアナリスト連中から声が上がったりと、注目され続けている取引所/プラットフォームです。
取引所のカストディサービス不足を要因と捉えるSEC(米国証券取引委員会)にとって、Bakktがカストディサービスを本格的に実施しだすことになれば、SECの否決判断において大きな解消材料となるのではないでしょうか。
機関投資家たちの信頼された上で、という最初の壁のようなものもありますが…