Forbes(フォーブス)が先月発表した「世界の仮想通貨長者ランキング」
その中でトップに立ったのがリップルの創業者であるクリス・ラーセンさんで、資産額は75〜80億ドル(日本円で約8,200億〜8,700億円)だと算定されました。
リップルの創業者で元CEOのクリス・ラーセンさん
クリス・ラーセンさんってどんな人?日本でもイルカの絵で有名な”クリスチャン・ラッセン”さんとは別人です。
現在57歳。スタンフォード大学でMBAを取得し、シリコンバレーで色んな企業の創業に関わってきているかなりの”やり手”ですね。
デジタル、インターネットの世界では有名な存在で、”連続企業家”なんて呼ばれ方もしてたりします。
ちなみにリップルは共同創業になります。ジェッド・マカレブさんという人物で、ビットコイン事件で一気に日本にもその名が広まったマウントゴックス社の創立者になります。
クリス・ラーセンの沿革
1997年にオンライン融資サービス「e-Loan」を創業
2005年に立ち上げたP2Pレンディングサービスの「Prosper」は、2015年の資金調達時に企業価値19億ドルを超えるユニコーン企業に成長
2012年にジェッド・マカレブさんとリップルを共同創業
ユニコーン企業とは?
企業としての評価額が10億ドル以上で、非上場のベンチャー企業。
現在は上場しているTwitter社やFacebook社もかつてはユニコーン企業でした。
ざっくり見ても”かなりの仕事ができる人”って感じがします。
クリス・ラーセンさんの資産額
2018年1月時点で52億XRPを保有していた
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フォーブスはその評価額にクリス・ラーセンさんが所有するリップルの株式17%の価値を加算した金額を彼の資産額としたとのことです。
その算定された額が75〜80億ドル(約8,200〜8,700億円)
とても個人の資産じゃないでしょって感じの金額ですね。日本円で8,000億円以上って…ちょっと想像がつかない感じです。
フォーブスの発表した「世界の仮想通貨長者ランキング」1位がクリス・ラーセンさんだったわけですが、
2位はジョセフ・ルービンさん(イーサリアムの共同創始者)10〜50億ドルで、続く3位がバイナンスのCEO・Changpeng Zhaoさん11〜20億ドル、だったようです。
まとめ
今回フォーブスが発表した「世界の仮想通貨長者ランキング」は今回が史上初だったわけです。
”億り人”という言葉の浸透のタイミングとまさに合致していたように思えます。
仮想通貨は値動きが大きいので資産を算定するにあたってある程度幅を持たせた上での推定値だったようです。
それでもトップに選ばれたクリス・ラーセンさんと2位のジョセフ・ルービンさんの金額の差がかなり開きがあることに驚きでした。