7月10日、Augurがローンチ(パブリックローンチ)しました。
つまりAugurのプラットフォームのメインネットが開設されたということになりますが、そのへんのところをザッとまとめています。
Augurとは?
Augur(オーガー)
分散型未来予測市場。
未来の出来事に関してプラットフォームを使って誰でも予測市場を作りだすことができる。
これだけだと何のこっちゃ?って感じだと思います。
つまり、こういうことです。
プラットフォームを使うユーザーがいます
↓ ↓ ↓
その予測の事実性を判断するレポーターがイベントマーケットを作る
↓ ↓ ↓
その結果を予想をしてBET(賭け)をする
ざっとこんな感じなんですね。
でも”賭け”ってあまり適切な言葉には思えないところもありますね。
賭博罪に問われるんじゃないの?
そういった声もコミュニティなんかでは懸念視されていたりもするみたいです。
こうしたギャンブル要素というのか、賭け事的な要素からもコインチェックで取り扱いされていたのが廃止されたという声もあったりします。
メインネット移行・ローンチ
メインネットに移行するという公式発表がされてから、既存テストネット上にあるREPトークン(Augurのトークン)は利用できなくなるということから、各分散型の取引所でREPトークンを保有している人たちは、当然メインネット移行までに他の取引所に移動させないとトークンが使えなくなってしまう。
これは他の移行事に関しても基本的には同じことなんですよね。
そしてこちらでも「REPの移行は正常に完了しました」という発表はされました。
REPと相互作用するエクスチェンジ、ウォレットプロバイダ、ブロックエクスプローラ、その他のサービスは、次の日にREP契約アドレスを更新します。新しいREPトークン契約を反映していないサービスを使用している場合は、メッセージを送信して知らせてください。
REPの転送は、追加のロギングのために古い契約の転送よりわずかに多くの費用がかかります。REPのトークン転送を送信するときは、必ずガスを適切に見積もってください。
注意:新しいREPトークン契約は別のAugur契約によって作成され、ソースコードは現在EtherScanで検証できません。新しいREPトークンソースコードは、ここにある Augur Core GitHubリポジトリにあります。新しいREPトークン契約を手動で確認する場合は、ここで技術的な説明を確認してください。
REP契約も中断されなくなりました。つまり、Augurへの今後のアップデートには、新しいAugur契約の展開とREP(オプトインハードフォーク)の手動オプトイン移行が必要になります。
現在のAugur(REP)
まとめ
”占い師”といった意味合いも持つAugurですが、素朴な疑問というのか例えば賭け要素において日本が取り締まることって出来るんですかね?
ちょっと金融庁の粗さ的なところも見えたような…
ハイ、それ違法ですよ賭博罪ですよと明言できたりするのかな…なんて考えてしまいます。
でも個人的にコンセプトは嫌いじゃないんですよね、未来に起こり得る出来事などに対して賭けを行うことが可能な仮想通貨って考えたらブレないオリジナリティを感じてしまってます。
売り時を考えている・考え出している人たちも結構居そうですね。