昨今での仮想通貨をめぐる不正行為や規制強化。そうした背景にもかかわらず、ICOはほぼ影響を受けていません。
ICOは今年2018年2月、3ヶ月連続で10億米ドル(約1,100億円)を超える資金調達しています。
逆風吹き飛ばすICOの盛り上がり
仮想通貨界隈ではあまり良いように捉えられないことが多々あるICO(新規仮想通貨公開)
仮想通貨は2018年に入って不正行為や規制強化、訴訟トラブル…
ICOは、そんなことはどこ吹く風。
2018年2月、3ヵ月連続で10億米ドル(日本円で約1100億円)を超える資金を調達しました。
ICO資金調達が順調なワケ
そうしたICOの資金調達が順調なワケは、クラウドセールにあります。
クラウドセールとは?
ICO(Initial Coin Offering:新規仮想通貨公開)は、企業もしくはプロジェクトが自らのトークンやコインを発行することによって資金調達を行うプロセス。クラウドファンディングになぞらえている。
クラウドセールは、投資家というかプロジェクト事業者にとって2018年もっとも利益の上がるビジネスの1つになろうとしています。
ちなみに、LeadCoin(リードコイン)のICOが先日3月1日にわずか26分間(100分間限定にもかかわらず)で完売しました。
その額およそ53億円。その後すぐに上場の運びとなりました。
たった26分間で完売するほどLeadCoin(リードコイン)のICOの注目度が高かったということになります。
注目されているICO
2018年、注目されているICOは、LINEのようなチャットアプリの一つである「Telegram」
「Telegram」が仮想通貨関連の情報収集に有効的に使えると話題になっています。
匿名性が高くてセキュリティ機能が充実しているのが「Telegram」のわかりやすい特徴です。
この「Telegram」はなんと20億ドル(日本円で2,200億円超え)調達を目指しているとのこと。
Telegramユーザーが2億人というのもすごい数字です。
Telegramユーザーは、同プラットフォーム上でトークンを用いて国際送金も含めて自由に手軽に送金可能なようにできるそうです。
ちなみに、気になる「Telegram」ICOの時期について気になるツイートを見つけました。
6034 MRT
持分法適用会社マイクロブラッドサイエンスがICOとブロックチェーンを使った次世代ヘルスケアプラットフォームを構築へ
MBS ICO公式テレグラムで質問した結果
トークン募集要綱は近日中に公開予定
同時に上場時期等についても発表予定近日中に公開予定🚀🚀🚀
ぜひテレグラムをご覧下さい pic.twitter.com/dtQ2ZOwG8J— BIG24 (@revive6666) 2018年3月14日
14日時点で近日中ということは、もうそろそろ近いのかもしれません。
まとめ
ICOの盛り上がりって一部の層だけにも思えますが、Telegramに関しては興味深いです。
先月の2度目のプレセールで81人の投資家たちから8億5,000万ドル(日本円で約900億円)を集めて、合計したら1,800億円を集めたなんて話も出てたりしたので話題性はとても強いですね。