2018年6月に開催されるサッカーW杯(ワールドカップ)。その観戦のためにロシアを訪れるサッカーファンたちはホテルの宿泊費にビットコインで支払うことが可能となることがわかりました。
ロシアのホテルが提携
2018年FIFAワールドカップの開催都市の1つ、ロシアのカリーニングラード市。
そのカリーニングラード市は、6月14日から7月15日にロシアで開催されるワールドカップ期間で、世界8カ国のチームとサポーターの人たちが訪れることになるみたいですね。
ロシア訪れる世界8カ国は以下のとおり。
スペイン
ベルギー
セルビア
イングランド
スイス
クロアチア
モロッコ
ナイジェリア
カリーニングラード市のホテルのオーナーたちは、宿泊客がビットコイン(BTC)で宿泊費を支払うことができるようにすることを決定しているようですね。
ロシアの地元メディアによると、あるホテルチェーン”はすでにこのサービスを提供するために決済処理サービスプロバイダーと提携してるということを報じてます。
ホテルのお偉いさんの考え
以下、関わる主要な人たちのコメントは次のとおりです。
仮想通貨に対する関心は高まっている。仮想通貨は支払い手段として徐々に使われ始めていくことでしょう
旅行やビジネスに関するメディア「Buying Business Travel Russa」に対して、「私たちは、サッカーファンたちがこの革新的な技術の助けによって宿泊費の支払いを(ビットコインで)行えるようにすると決定した
ホテルチェーン「Apartments Malina」のマネージャー・Anna Subbotinaさん
このAnna Subbotinaさんは、”同地域の他のホテルもすぐ今回の例を見て仮想通貨での支払いサービスを提供するになるだろう”って考えてるみたいです。
ホテルチェーン「Apartments Malina」の運営会社の提携
どんな提携か?
ビットコインを含む仮想通貨の取引サービスを提供するロシアの電子決済サービスプロバイダー「Free-Kassa」と提携しました。
この決済サービスプロバイダー「Free-Kassa」の開発マネージャーであるVitaliy Lavrovさんは
この提携は私たちにとって面白い経験となる。
なぜなら、これまでホテル企業と提携を結んだことがないのだから
と語ったそうです。異業種交流ってやつの業務版ですよね提携となると。
サービスプロバイダー側の何だかちょっとワクワクしてる感が伝わってくるようですね。
宿泊費の高騰
やはりワールドカップ開催都市ということもあって、大会数ヶ月前から宿泊費のほうが高騰しているようです。
航空券やホテルの検索サービス「Aviasales Travel」の広報ディレクターによると以下のとおり。
6月28日、イングランド対ベルギーの試合が行われる、カリーニングラード市で1部屋予約するために18,000ルーブル以上(300米ドル以上)かかる
カリーニングラード市…ロシアの旅行先で最も高価な都市
300米ドル以上ってことは約32,000円ってとこですね(※4月3日計算)
この宿泊費をビットコインで支払うとなると、0.043570BTCってとこです。
※1BTC=73445円計算(本記事執筆時点)
まとめ
宿泊費が高騰とはいっても個人的に思っていたよりは…って値段でした。もっと高騰するものなのかな?と思っていたので。
それでも1泊30,000円オーバーは良い値段ですよね。サッカーのワールドカップだけにハットトリックで3日間宿泊して約10万円、そうなるとなかなかの値段になりますね。
でもきっと連泊する人たちは普通にいそうな感じがします。