現在(4月2日)、JD Financeにてクラウドファンディング中なのが中国の深圳を拠点とする32Teethによるブロックチェーン歯ブラシ。
ブロックチェーンと歯ブラシ?そう思う人はきっと多いはずではないでしょうか。気になるその概要は…?
ブロックチェーンと歯ブラシ開発の32Teethとは?
ブロックチェーン技術とアプリケーションって全然簡単じゃなくて難しくてすんなりいかない、そんな認識なんですが中国、やってくれました。(やってくれた感?)
とりあえず開発元の32Teethという会社がどんな会社なのか?
そのあたりから触れていきます。
32Teethとは?
ブロックチェーン技術だけではなく、顔認識・センサー・ビッグデータなどを応用して歯を本当に綺麗にすることを目指しています。
「マジで?」と思ってしまうくらいシンプルでいさぎよいですね。
”歯を本当に綺麗にすること”ってめちゃくちゃわかりやすい動機にはなるのかなとは思いつつも、そこでブロックチェーン技術に目をつけたってところがまずスゴイ。
軽く感動すら…。
歯ブラシの概要
さすがに歯ブラシだけあって、こんな感じで正しいブラッシングを伝えようとしているみたいですね。
正しい磨き方のほうなんですけど”円氏刷牙法”ってまるで必殺技みたいな磨き方の名前ですね。
この歯ブラシはOCD(強迫性障害)で苦しむ人たちの間で重宝されることになる可能性が高いみたいなんです。
この歯ブラシアプリは16の歯面清浄度を正確に識別するそうで、ユーザーのブラッシング活動データを分析して強力なインテリジェント通知機能を提供するそうです。
そして、歯を磨く方法に文字通り内なる目を与えるAR(拡張機能)を提供してくれるといわれてます。
独特?発想が豊か?
そんな32Teethのブロックチェーン歯ブラシのアプリは、どの部分を入念に磨けばいいのか?そういったことも教えてくれるんです。
成人の歯の平均数が32本ですが、一つ一つの歯を仮想通貨のマイニングの場に見立ててるみたいなんです。
なかなか発想が面白いというか独特な感じがします。
そういった見立てなので、定期的に歯をブラッシングすると更に多くの歯ブラシと歯磨き、歯科衛生サービスに交換可能なトークンが報酬になるみたいです。
※独自の通貨、名前は「AYA(中国語で愛牙幣、「歯を愛するコイン」という意味)」という名のトークンになります。
プロジェクトっていつまで?
32teethのハイテク歯ブラシ、プロジェクト実施に必要なクラウドファンディング目標額の10万人民元(約170万円)を現時点上回る金額を集めています。
現在500人を超すサポーターが居るようで、プロジェクトは2018年5月9日まで(4月2日時点残り37日)
まとめ
規制とかの話題より断然明るい話題に少しほっこりしてしまいます。
ちなみに中国はこの歯ブラシだけではない別の形でもブロックチェーンのアイデアが活かされているようで、Acute Angle製の三角形型の仮想通貨マイナーが発表されています。
中国の開発者たちはブロックチェーンのアイデア大会みたいな感じになっているんですかね。歯磨きとマイニング…結びつけちゃうところがすごいですね。
マイニングよりもハイテク歯ブラシ単体の方が気になります。