19日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がアルゼンチンで開幕します。
その中で、仮想通貨の国際規制についても議題となります。
G20財務相・中央銀行総裁会議の議題
・仮想通貨の国際規制
・電子商取引の課税ルール
・米・トランプ政権が決めた鉄鋼・アルミニウムの輸入制限をめぐる保護主義的な通商政策の拡大回避について
仮想通貨に関する課題
国際的なルールの整備が追いついていない
つまり
マネーロンダリング(資金洗浄)への悪用が懸念されます。
ドイツとフランスがG20で規制案を共同提案する方針を表明しています。
仮想通貨交換業者の登録制の導入で先行した日本も議論を主導する構えです。
日本の発言力に影響する”ある1つの”恐れ
今回のG20において、議論ではアメリカと中国の応酬となる場面も想定されています。
日本からは、木原稔財務副大臣が出席となります。
黒田東彦総裁(日銀)と、麻生太郎財務相に代わっての代理出席になります。
このことが議論のとりまとめの場面で、日本の発言力に影響する恐れがあるとされています。
まとめ
仮想通貨の存在意義や日本の動向がおそらく注目されていると思うと、発言の影響力は注目したいところになります。
もし、人で見られて影響力が下がるのであれば、残念に思えます。
今回のG20において、仮想通貨の存在が世界経済にどれくらい必要とされているのか?
そういった点が垣間見える事になるのかと思うと国際規制の内容から目が離せません。