非営利団体が今まで受け取った寄付金の中では最高額にあたる日本円換算で30億円を超える多額の寄付を教育プロジェクトの支援として行ったリップル社、オトコマエです。
DonarChooseへの寄付(支援)
DonarChooseとは教育クラウドファンディングサイトのことです。
このDonarChooseに総額2900万ドル(日本円にすると約31億円近くにものぼります)の寄付があったことがわかりました。
DonarChooseにそんなにも巨額の支援を行ったのは…
リップル社なんですね。
この2900万ドルという巨額、非営利団体が今まで受け取った寄付の中では最高額になるそうです。
動画とツイッター
この件に関して、DonarChooseとリップルは動画を公開しています。
DonarChooseは動画の紹介欄のところに「私たちの歴史の中で最大の寄付です。」といった意味の一文を添えていますね。
動画のコメントには、ポーランドの公立学校の先生だったり、学校区関係者から喜びと感謝のコメントがあります。皆、リップルの寄付に対して喜ばしい様子がうかがえます。
ちなみにDonarChooseは非営利団体で、公立学校の教師たちのクラウドファンディングを可能にしています。
教材や教科書など教育リソースの資金調達に大きく貢献していて、これまでに110万件以上のプロジェクトに資金調達、生徒総数は2770万人にも及ぶそうです。
リップルは同公式ツイッターでもツイートしていました。
We’re so happy to give back to teachers like @kinder_roxs and all their students across the country!
Help us build on this momentum up by donating to projects on @DonorsChoose and continue the #BestSchoolDay https://t.co/qY1z7rlZgc
— Ripple (@Ripple) 2018年3月28日
このリップルのツイートは、アメリカの教師や学生に寄付することができてとても嬉しく思っていて、これからも支援を行っていくという旨が書かれています。
「リップルは神だ!」や「すばらしい」といった内容のコメントがツイートのほうにも見られますね。
教師職の人からも「心の底からありがとう」とコメントを寄せられていました。
プロジェクト
リップルはDonarChooseの教室数35,000にもおよぶ教育事業のすべてに資金を提供した、と。それによってアメリカの教師、生徒すべての人たちに必要なものが供給されるだろう、とも話しています。
ちなみにリップルは自社のブログで、この寄付はXRPで行ったと述べていましたが、その後すぐにUSドルに換金されたと見られています。
DonarChooseが受け持つプロジェクトの数が0になったのは過去18年間で初めてだそうで、DonarChooseはブログでリップルにはとても感謝していることに触れています。
数週間もすれば全国の教室に数万個にもおよぶ補給用品が届くことになる
と綴っています。今回の寄付について、アメリカのトーク番組でも司会者がDonarChooseに対してエールを送ったそうです。
まとめ
リップル社は大きなことをしてのけました。という感じがします。ただ、こうした慈善行為には大体といっていいほどケチをつけたがる人たちも居るんでしょうね。
単純にスケールの大きい話で、プロジェクトの内容的にも素敵なことに思えますが、仮想通貨を世間により良きものとしてのすり込み的な感じに思う人も居るのかと…