イーサリアムクラシックの開発チームETCDEVが資金調達困難で事業閉鎖、解散へ

イーサリアムクラシックの開発チームETCDEVが資金調達困難で事業閉鎖、解散へ

仮想通貨の急落は周知のことだと思いますが、その急落の裏ではイーサリアムクラシック(ETC)の開発チームが解散を余儀なくされているという…

イーサリアムクラシックは今後どうなっていくのでしょうか?

 

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イーサリアムクラシックとは?

はじめに、イーサリアムクラシックの概要的なところからざっくりと説明します。

イーサリアムクラシックとは、資産・データなの価値の移転、契約の自動化を可能にするプラットフォーム。(プラットフォーム内で使用されているのが仮想通貨ETC)

イーサリアムというプラットフォームに対し、イーサ(ETH)が仮想通貨というのと同様です。

イーサリアムクラシックは、元々はイーサリアムとして1つでした。

しかし、2016年のDAO事件により、イーサリアムがハードフォークした結果、イーサリアムから分裂する形でイーサリアムクラシックが誕生しました。

 

ETCDEVとは?

次に、イーサリアムクラシックの開発会社であるETCDEVのことについて簡単に。

ETCDEVとは、イーサリアムクラシックの開発会社。

分散型台帳開発に専念し、ETCブロックチェーンの運営に技術支持を提供し続けてきていました。

 

ETCDEVによるツイート

ETCDEVは、12月3日付で次のツイートを投稿しています。

英文のツイートになりますが、日本語翻訳すると

残念だが、ETCDEVは現在の状況で業務を継続することができない。

我々の閉鎖を発表する

これは何とも切ない内容のツイートですね…。

RT数なんかをみても、何となくでも反響があったのはよくわかります。

開発継続が困難だという主な原因は、資金繰り困難の為ということです。

仮想通貨市場の急落、いわゆる市況悪化も原因の1つなのでしょう。

それに加えて資金調達不足、踏んだり蹴ったりな形ではあるものの、資金繰りに関しては寄付など直近まで行ってきた模様。

 

どうなる?イーサリアムクラシック

etc-etcdev2

今件について、わりと勘違いされている人たちが居るようなので触れておきます。

ETCDEV=ETCではなく、ETCDEVはあくまでイーサリアムクラシックの開発会社・グループの1つです。

イーサリアムクラシック(ETC)そのものが無くなってしまう、停止する、というものではありません。(イーサリアムクラシックとしては、あくまでETCDEVはETCを扱う開発グループの1つに過ぎない、といった説明も行っているとのこと)

ETCの価格、そして今後の動きには注目ですね。

急落・下落し続けてしまうことによって一般の投資家たちが売却してしまうかもしれない空気感になっているのでは?

といった声もちらほら出てきています。

ツイッター上でもイーサリアムクラシックに関する今回の件は話題に上がってます。

 

まとめ

「資金不足で開発中止」

これ以上ない明確な理由ではないでしょうか。

ICOと同じというのか、資金繰りに失敗・資金が無いプロジェクトが消えていくそれと似ているように思えます。

一般の投資家たちが一斉に売り出したら…そういった不安視も一般層からは聞こえてきているだけに、イーサリアムクラシックが今後どんな動きを見せていくのか?

その動向に注目したいですね。

 

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