”ハードウェアなしのハードウェアウォレット”
一見すると「?」と思う方もいそうですが、MyEtherWalletのための公式無料アプリとしてMEWconnectのパブリック版がiOSにてリリースされました。
ここでは、MEWconnectパブリック版の概要や仕様などサクっとまとめてます。
MEWconnectとは?
MyEtherWalletのための公式無料アプリ、それがMEWconnectです。
2018年夏に、MEWconnectのベータ版が公開されていました。
MEWconnectを使用することで、コールドストレージウォレットのセキュリティをスマホに置くことができる(安全に仮想通貨の保管が可能)
秘密鍵をデバイス上のローカルの隔離された安全な格納庫に安全に保管(強化されたセキュリティ層によって資産を管理)
サイズ 62.4 MB
互換性 iOS 10.0以降が必要。iPhone、iPad、iPod touchに対応
言語 英語
価格 無料
クライアント側の暗号化
秘密鍵の暗号化されたバージョンは、デバイス上に孤立して保存。
MEWconnectは、あなたの秘密鍵をどんなブラウザにも公開しません。
双方向トランザクション検証
MEWconnectを使用すると、取引に署名してブロックチェーンにブロードキャストする前に、送信する金額とその取引先を常に確認することができます。
あなたのアカウントのバックアップ
アカウントやファンドへのアクセス問題も懸念無し(新しいスマホをお持ちの場合は24語のニーモニックフレーズでバックアップを取り出せます)
フリーかつオープンソース
MEWconnectとMyEtherWalletを実行するすべてのコードを常に表示して監査することができます。
フィッシング詐欺/マルウェアからの保護
オンボード、復元、接続、取引の署名は、電話環境にのみ適用となるので、フィッシング詐欺やマルウェアがあなたの秘密鍵を取得することはできません。
(以上、すべてMEWconnectより引用)
言語が英語のみ?
この手のアプリ、仮想通貨ウォレットはまだまだ完全に日本語対応というものは多くなく、英語というだけで日本人ユーザーから敬遠されているところも少しあります。
しかし、MEWconnectはアプリ単体では確かに言語は英語となりますが、MEWconnectの「MEWconnectユーザーガイド」は、グーグルクロームブラウザにて簡単に日本語翻訳できますし、手順形式となっているのでかなり視覚的には読みやすい・理解しやすいのではないかと感じました。
こちらがその一例です
かなり見た目的にもわかりやすい手順形式となっているのが利用者には重宝されそうですね。
気になる方は一度覗いてみてはいかがでしょうか?
まとめ
Myeatherwalletと聞くと、単純にどんなイメージが一番多いものなのでしょうか?
Myeatherwallet…フィッシングやハッキングの危険性がよく取り上げられがちなイメージがあるような感じがします。
以前のベータ版リリースの際、パブリック版が待ち遠しい、そういった声も確かに挙がっていたことも記憶に新しいです。
ユーザー離れの原因となる言語問題も「MEWconnectユーザーガイド」がかなりわかりやすいものとなっているので、日本語翻訳機能を使うことで手順がすんなり把握しやすそうではあります。
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