24日、BUSINESSINSIDER(ビジネスインサイダー)が、サンタンデール(スペイン本拠の銀行グループ)がリップルと提携して国際送金アプリをリリースすることを伝えました。
サンタンデールとリップル提携の国際送金アプリ
スペイン本拠の銀行グループ・サンタンデールはリップルと提携し、国際送金アプリをリリースするということをビジネスインサイダーが24日に伝えています。
国際送金アプリの仕組み
リップルのブロックチェーンxCurrentと、プラットフォームのRippleNetを採用している。
サンタンデールUKのCEOであるネイサン・ボストックさんが23日に開催された国際フィンテック会議でも明らかにしています。
国際送金アプリの概要
英語なのでイマイチわかりづらいですよね。ツイッターでこんな親切な方が居ました。
リップルのパートナー サンタンデール銀行 のアプリの英語説明資料を翻訳。
・3クリック・40秒で海外送金可能。(DLT技術を活用)
・スペイン・ブラジル・イギリス・ポーランドで開始。
・送金前に手数料がわかる。
・狙う市場規模は1.3兆円。
便利そうですね~ #リップル #ripple #仮想通貨 pic.twitter.com/ragOyPvB6M— こぺる@Ripple (@coperu100) 2018年3月26日
だいぶわかりやすいですね。一箇所だけ誤字があったようで、画像右下の白地内「国際決済の以上規模」→「国際決済の視聴規模」になります。
こうしてみてもホントにスピーディーな感じになっています。即日送金が可能となるのはリップルの技術ですが、すばらしいですね。
アプリのリリース予定
この国際送金アプリは、今春リリースとなっています。今春ということは当然”この春””今年の春”ということなので、まもなくリリースとなるわけですね。
ブロックチェーン技術を用いた大規模なクロスボーダー決済を実現する初の大手小売銀行となるそうです。
BUSINESSINSIDER(ビジネスインサイダー)によると、サンタンデールは2015年、16年にリップルに投資していて、2016年にはすでに国際決済アプリのテスト版を共同開発していたようです。
まとめ
リップルはマネーグラムとも提携(法定通貨決済スピードの向上を目的)していますし、日本の銀行61行からなる共同事業体とも提携して、リップルを使った即時国内決済アプリの開発も行っています。
リップルのブロックチェーン・プラットフォームは、こぞって色々な所が前々から注目されていたので、「リップルとの提携は欠かせない」と考える”お偉いさん”たちはきっと多いだろうと思います。